ファッション、美容に関しての内容を記載しています。
No.8
2009/07/31 (Fri) 17:56:58
この季節で一番注意したいことが、皮脂の酸化です。
皮脂をそのままにしておくと、酸化し、くすみや肌トラブルの原因になります。
そもそも酸化とは?
皮膚表面に分泌される皮脂は汗と混ざり合って、天然のクリームとなり、肌のうるおいを守ります(皮脂膜)
しかし、紫外線や空気汚染などの影響、さらに人間がもっている酸化をおさえる酵素の働きが衰えると皮脂は酸化しやすくなり、ダメージを与える「過酸化脂質」へと変化するのです。これが酸化です。
りんごの切り口が茶色くなることや、釘がさびることも酸化の一種です。
近年、大気汚染・オゾン層破壊による紫外線増加などで、不安定な状態の分子が空気中にたくさん発生しています。
通常分子は電子が2個ペアになっています。
ペアが揃っていれば、安定してるのですが、1個しかない分子が(不安定な状態の分子=フリーラジカル)、他の電子から分子を奪ってしまいます。
すると、電子を奪われてしまった分子がまた不安定な状態になり・・・・という連鎖反応が広がります。
この、フリーラジカルと皮脂がくっつくと、過酸化脂質になります。
過酸化脂質は、肌表面にだけにとどまらずに、表皮・真皮のコラーゲンにダメージを与えます。
と、難しいことを書きましたが、なので、皮脂をそのままにしておくと大変なことになるのです。
出てしまった皮脂をほっとくことなく、しっかりと、あぶらとり紙でおさえてとり、ファンデーションで軽くおさえる。
これだけで、いいのです。
夏の化粧直しはとっても大事なことなのです。
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